7月夜ワイン会の様子(岩井穂純×銀座壮石)

6月より当店にて夜のワイン会を開催しております。
先日このブログで6月の様子をご紹介しましたが、
7月の会についてもご紹介差上げます。

7月は岩井穂純さんにナビゲーターを務めて頂きました。
岩井さんをご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、
現在は築地場外市場で酒美土場というワインショップ兼
ワインバーをされています。オーストリアワイン大使と
して一緒に活動させて頂いていますが、オーストリアの
普及と共に、最近は自然派ワイン、特にオレンジワイン
に注目され、ワインスクールでも教えられています。

そのような岩井さんにお願いして、和食と世界の
オレンジワインを合せる会を行おうということで、
世界のオレンジワインと和食のマリアージュ
と題して夜のワイン会を行いました。

この日に取り上げたワインは、下記でした。
・ヒトミワイナリー デラオレンジ 2016
・ユルチッチ・ソンホフ ベレ・ナチュレレ 2016
・ズラブ・トプリゼ チュハヴェリ アンバーNo.Q75 2013
・ブライテンバッハワイナリー サモロドニ ドライ 2011
・ザ・ハーミト・ラム ミュラー・トゥルガウ 2016
・ラディコン オスラーヴィエ 2006

201707岩井さん夜001


岩井さんが今伝えたいオレンジワインの中でも、
江戸前鮓やオスを使った料理には揮発酸のニュアンス
があるワインを敢えて選びたいとのことで、
このチョイスとなりました。

201707岩井さん夜002


また、この日の料理は岩井さんからのご希望で、
オレンジワインとの相性を考えて、料理と鮓の双方とも
食材のうま味を引き出すための仕事を加えたものを
出してほしいとのことで、下記の献立でご用意しました。

・前菜:鰻の肝焼き/冷製 冬瓜煮 蟹餡
・刺身:いしかげ貝、縞鯵、本鮪赤身
・焼物:茄子味噌田楽(酒粕味噌)
・強肴:稚鮎の蓼葉南蛮
・江戸前鮓:
 新子、おご鯛、鱧、煮浅利、帆立づけ、中トロ炙り
・椀物:浅利赤出汁

この日は私も少しづつ試飲をさせて頂くことができました。
いずれも個性的でそれぞれ造り手の考えが反映されていて
香りと味の両方に一本軸の通った素晴らしいワインでした。

この中で日本の片木雄詞さんがハンガリーで造られている
ブライテンバッハワイナリーのサモロドニ ドライはとても
興味深く飲ませて頂きました。

岩井さんが当店でオレンジワインの会を行うということを
片木さんにお話しされたそうで、片木さんから岩井さんへ
1本多くご提供頂いたそうです。

このワインはフルミント60%とハールシュレヴェルー40%
から作られ、シェリーのような産膜酵母によってワイン
の液面に膜が張られた状態で熟成されるというとても
面白いワインです。

そのため風味はシェリーに近い酸化熟成の感じがあり、
さらに特有のミネラル感、さらに、余韻に長く続く
うま味のあるワインでした。ブドウは貴腐果を入れている
そうですが、甘口ではなく辛口で醸造されていて、その
酸味と味わいの複雑さとのバランスにより、長く飲み続け
られるワインと感じました。

この日参加されたお客様からも「料理、江戸前鮓との相性
も良い」、「好きだ」というお声の多かったワインの一つ
でした。

個人的には江戸前の手仕事が入った鮓である、
・煮穴子に煮ツメ
・鮪のづけ
・〆た光物
といったものと是非とも合わせてみたいワインだと感じました。

今後個人的もぜひ注目したいワインです。


夜のワイン会は今月、8月19日は別府さんがカリフォルニアの
Bed Rock(ベッド・ロック)を取り上げてワイン会を行います。

岩井さんも今後登場していただく予定ですので、
岩井さんが注目するワインをテーマでまたご案内を
差上げたく存じます。

夜のワイン会も是非ご参加ください。

201707岩井さん夜003


鮓&ワインおーじ
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テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

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