土曜ランチワイン会の様子(2~4月)

このところアップデートが滞っておりますが、土曜日のランチタイムに行っているワイン会

「ワインと鮓の『い・ろ・は』」
http://www.nishitani-sushi.com/winelunch.html

の様子をご紹介したいと思います。

スタートしてから早や3年が経過し、先月で31回を数えるワイン会となりました。
ワイン好きの方、ワイン初心者の方にと始めたこのワイン会も、マニアックな飲み比べから、
世界の魅力あふれるワインを楽しく飲み比べるというテーマまで、お客様のニーズにお応えする
かたちでテーマを展開してまいりました。

また、当店ではオーストリアワイン×江戸前鮓・会席料理というコンセプトを持っており、
オーストリアワインを楽しんで頂ける店ということで、特にワイン会にも必然的にオーストリアを
扱うことが多くなっております。もちろん、先日このブログでご紹介させて頂いた、
小生がオーストリアワイン大使であることとも大きな理由の一つです。


それでは今年の2月から4月までの様子を少しご紹介したいと思います。


2月22日は「オーストリアが誇る世界品質の赤」というテーマで、
オーストリアを代表する3種類のブドウ品種を飲み比べて頂きました。

Austria red 140222
左から、
・シュロス・ゴベルスブルク ツヴァイゲルト ハイデ 2009
・ピットナウアー ザンクト・ラウレント ドーフラーゲン 2012
・ムア・ファン・デア・ニーポート カルヌントゥム 2009
・モリッツ ブラウフレンキッシュ ブルゲンラント 2011

一番左のワインはオーストリアで最も多く栽培されている黒ブドウ「ツヴァイゲルト」、
左から二番目がフランスのブルゴーニュの品種と親戚関係にある「ザンクト・ラウレント」、
そして、右側2種類がオーストリアを代表する黒ブドウ「ブラウフレンキッシュ」のワインです。

当店では常に右の2種類をお出ししており、右から2番目のムア・ファン・デア・ニーポートの
カルヌントゥムは、栽培されている地域(カルヌントゥム)が石灰質土壌であることから、
硬さのあるミネラル感(石のような風味)が華やかに表れます。また、オーストリアにおいて、
夏と冬および、日中と夜間の温度差が最も激しい内陸性気候の土地であることから、
最初の香りに涼しげなミントや芝生のような香りがありつつ、口に含むと高い酸味と
後味に熟成感を感じることから、本マグロのヅケに柚子を振ったものとの相性が
とても良いワインとなっています。

また、右端のモリッツ ブラウフレンキッシュ ブルゲンラントは、オーストリアでモダンな
ブラウフレンキッシュのワインを作った先駆けで、孤高の天才といわれるローラント・フェリッヒ氏
の作るワインです。このワインに使われている木は若木のため、熟成感などは同じ作り手の
上級クラスに比べると少ないですが、非常に色気のあるワインになっています。
赤系の果実に軽く黒系果実の風味が混じり、かつ、なめし皮や紅茶のような香りも軽く出ており、
余韻が非常に長い素晴らしいワインです。脂の乗った中トロや、また、料理では甘辛く味付けた、
脂ののったキンキの煮つけなどと合わせると最高の相性を見せます。

オーストリアは以前より世界最高レベルの白ワインを造る産地であると世界的に認知されて
おりましたが、最近では赤ワインも素晴らしく、世界が注目する産地となっています。
この日にお出ししたワインはいずれも魅力的でお客様にもその素晴らしさを感じて頂けたようでした。


3月22日は「陽春を祝うスパークリング協奏曲」ということで、
世界各地の魅力あふれるスパークリングワインを飲み比べて頂きました。
当店でも特に人気のあるテーマになっています。

sparkling 140322-001
左から
・ブルー・マウンテン ブリュット・ゴールドラベル NV
・アンリ・ビリオ グランクリュ・アンボネイ・キュヴェ・トラディション NV
・フェルゲッティーナ フランチャラコルタ ブリュット NV

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左から
・ライテラー シルヒャー・フリツァンテ 2011
・ポール・ショレ クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット ロゼ NV

フランスからは、泡の代表と言えばということでシャンパーニュ、
そして、フランスにはシャンパーニュ以外にも泡があるということで
クレマン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュ地方で作られるスパークリングワイン)
をご紹介しました。

また、イタリアを代表する泡として、シャンパーニュと同じように瓶内二次発酵
によって作られる伝統的ワインのフランチャラコルタをお出ししました。

そして、新進気鋭のワイン産地としてカナダ ブリティッシュコロンビア州から
素晴らしい瓶内二次発酵の泡が最近輸入されたのでご紹介し、オーストリアからは
代表する泡であるシルヒャー・フリツァンテをお出ししました。

シャンパーニュはその酸味、泡の繊細さや余韻の長さ、また、リザーブワインの
使いようによる熟成感など、素晴らしいスパークリングワインでありますが、
世界各国には素晴らしいスパークリングワインがあることをこの会ではご紹介
させて頂いています。

特にこの会では、暑い日の最初の一杯に最適なオーストリアのシルヒャー・
フリツァンテの旨味、イタリアンの店でも注文することのがほとんど無い、
フランチャラコルタの美味しさ、そして、カナダの新進気鋭のスパークリングの
完成度の高さにお客様が驚かれていたのが印象的でした。


先月、4月19日はオーストリアワイン大使に就任して最初のワイン会ということで、
特にオーストリアにフォーカスし、
「オーストリア vs. フランス 白の決戦 in 銀座」
というテーマで行いました。

Austria-France 140419
左から
・ジャン・コレ シャヴリ・プルミエクリュ・モンマン 2010
・ヴィーニンガー ウィーナーゲミシュターサッツ・ヌスベルク・アルテレーベン 2011
・ドメーヌ・シュルンベルガー リースリング グランクリュ・サエリング 2008
・マッハヘルンドゥル リースリング アルテレーベン イン・ヤン NV
・ドメーヌ・デニス・ドゥヴルデュー クロ・フロリデーヌ 2010
・サットラーホーフ ソーヴィニヨン・ブラン クラシーク 2011

この日は2種類ずつ3フライトで飲み比べて頂きました。
第1フライト:ソーヴィニヨン・ブラン対決(写真:右端と右から2番目)
第2フライト:リースリング対決(写真:右から3番目と4番目)
第3フライト:石灰質土壌対決(写真:左端と左から2番目)

フランスは、ソーヴィニヨン・ブランを代表する産地のボルドー、
リースリングの銘醸地アルザスの特級畑、そして、石灰質の最たる土壌である
キンメリジャン土壌のシャヴリをお出ししました。

ワイン単品でフランスとオーストリアを飲み比べて頂くと、
特にボルドーなどではワイン単品が非常に美味しいと感じて頂きました。
一方、江戸前鮓や会席料理とワインを合わせて頂くと、オーストリアワインは
料理の旨味を引き立て、食中酒として飲むのに最適とのお声を多数頂きました。

鮓や料理の味わいを生かして旨味を引き立てるという観点で、
当店ではオーストリアをお出ししています。まさにその点を感じて頂けた会と
なりました。

特にお客様からは、
・ヴィーニンガー ウィーナーゲミシュターサッツ・ヌスベルク・アルテレーベン 2011
・マッハヘルンドゥル リースリング アルテレーベン イン・ヤン NV
が美味しかったとのお声を頂きました。


このような形で2月~4月の土曜ランチワイン会を行ってまいりました。

今月、来月も下記のテーマで開催させて頂きます。

◆ 5月24日(土)
第32回「土の味わい? 土壌の違いを飲み比べてみよう」

人も環境で性格が変わるように、ブドウも育っている畑の環境で味が異なってきます。
ブドウが育っている土(土壌)の違いをワインの味わいで感じ取りましょう。
同じ種類のブドウでも違うのかと驚かれるはずです。

◆ 6月21日(土)
第33回「スパークリング協奏曲 初夏編」

特にご好評を頂いております、スパークリングの飲み比べを初夏にも行わせて頂きます。
6月末になり少し汗ばむ気候となります。
そんな季節にピッタリのスパークリングワインを取り揃えて、皆さんで飲み比べましょう。

http://www.nishitani-sushi.com/winelunch.html
https://www.facebook.com/GINZASOUSEKI


すでに6月は満席のご予約を頂戴し、5月も残り1席となっております。
7月以降も毎月開催してまります、店内、ホームページ、Facebook、当ブログ、
メルマガでご案内差し上げますので、ぜひご覧いただき、お気軽にご参加頂ければと思います。

メルマガでのご案内が必要な方は当店まで(info@nishitani-sushi.com)ご連絡いただければ幸いです。
また、Facebookでのご案内でしたら、上記の当店ページで「いいね!」をお願いいたします。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

鮓&ワインおーじ
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テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

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