旬の野菜と鮓を楽しむ会 ~ 冬野菜で温まろう ~(1/19:レポート)

銀座壮石、2013年最初のイベントは野菜会。
1月に行われた模様をお伝えします。

当日は、一年で最も寒いとされる二十四節気の一つ、大寒
冬野菜で優しく温まっていただくべく、コースをご用意しました。

また、今回はお子様連れのお客様もいらっしゃいました。
日本の伝統を後世に伝えていきたい、という壮石の信念がありますので、
家族でご参加いただけるというのは、実は大変に嬉しいことなのです。

では、お料理のご紹介です。


*** 前菜 ***

紅白なます、数の子、からすみ、たたきごぼう、菜の花

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今回のテーマの1つは正月料理
家で作られる機会が減ってきていますが、日本の伝統的な正月料理の一端を
味わって頂ければと思い、前菜にご用意いたしました。

紅白なますは、繊切りのダイコンとニンジンを、
縁起の良いとされる紅白の水引に見立てたもの。
赤と白を源氏と平家の旗に見立て、源平膾(げんぺいなます)とも呼ばれます。

たくさんの卵を持つ数の子には子孫繁栄を願う気持ちが込められています。


*** 煮 物 ***

蕪の柚子味噌田楽

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ここでは江戸の風情から、料理の由来をお話しました。

やわらかく煮た料理のことを「ふろふき」と呼びますが、

「江戸に風呂屋が出来て湯女が客の背中を流すとき、
背中から湯気が出ているのを吹きながらこすった。
この様子と、熱い大根や蕪を吹きながら食べる動作が似ているので
“ふろふき”という名前がついた」

とも言われています。


*** 鍋 ***

冬の江戸東京鍋

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市場で出回っている交配種の野菜に比べ、
滝野川ごぼう、東京春菊、うど、原木椎茸など
味の濃い東京江戸野菜は、実は鍋との相性が良いのです。
ダシに野菜の旨みが滲み込んで、とても体が温まります。


*** 揚 物 ***

野菜掻き揚げ(芝海老、三つ葉、蓮、青唐の天麩羅)


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冬の王様、根菜の代表、レンコン。
サクサクとした食感は天麩羅によく合います。
三つ葉や青唐の香りをアクセントにしています。


*** 鮓 ***

旬の握り 

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イベントならではの野菜ネタを毎回お出ししていますが、
今回は芽ネギ蕪の千枚漬け

芽ネギは1年中お目にかかりますが、実は冬が旬なんです。
シャキシャキした歯ごたえが爽やか。

千枚漬けも何層にも重ねた蕪を樽に漬け、
みりんと昆布で味を調えて数日間置くのですが、
寒い時期の方が味が締まって美味しいとされています。
シャリとの相性も良く、ご参加頂いた皆様にも好評でした。

次回の野菜会は4月27日
旬のタケノコなど、春を感じる食材を皆さまにお楽しみ頂きたいと思います。

(野菜ソムリエ MARO)
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