ランチでワイン会 ~ワインと鮓の「い・ろ・は」~(12月17日)

師走も半分を過ぎ年末へと近づいてきました。
今週末にはクリスマスも控え、街もライトアップされて光り輝いています。

クリスマスやお正月などお祝いをの席の飲み物といえばやはり「泡モノ」
定番です!

先週土曜日は「年忘れ! スパークリング協奏曲」と題して泡モノの飲み比べ
を行うランチワイン会を行いました。

http://nishitani-sushi.com/winelunch.html

今回は、

 ・作り方による味わいの違い
 ・国による味わいの違い
 ・テロワール(気候や土壌など)による味わいの違い


を感じていただく4種類をご用意しました。

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1)高畠ワイン 嘉 スパークリング シャルドネ NV(日本)
2)ピエール・ジモネ ブリュット キュイ プルミエクリュ
  ブラン・ド・ブラン NV(フランス)
3)ヴィッラ フランチャコルタ ブリュット ミレジマート 2006(イタリア)
4)ラベントス・イ・ブラン ロゼ・デ・ニット 2008(スペイン)

まず1と2で作り方の違いを比べて頂きました。
1は炭酸ガス注入方式、2はもちろんシャンパーニュ方式です。

炭酸ガス注入方式は泡が大きいのが特徴で、温度が上がると泡が抜け
やすくなります。一方、シャンパーニュは泡がクリーミーで、抜けに
くい、さらに、味わいに酵母のコクのある味わいをよく感じます。
これは比べて頂くと一目瞭然です。両方とも同じシャルドネ100%で
出来ているのにこれほどまでに違うのかと感じて頂きました。

次に2と3でシャンパーニュとフランチャコルタの特徴の違いを感じ
て頂きました。シャンパーニュもフランチャコルタも同じシャンパー
ニュ方式で作られていますので作り方による違いはあまりありません。

この違いは、気候と土壌の差が大きい要因と思われます。シャンパー
ニュ地方の寒さが厳しく日照が少ない気候と、ロンバルディアの寒い
が日照のある地区の違いにより、ベースのワインの豊かさが違います。

単純に言うと、シャンパーニュは厳しく、フランチャコルタは豊かで
優しい味わいになります。フランチャコルタは3種類のブドウをブレ
ンドしているのでその味わいの差も大きいですが、気候の差、土壌の
差を大きく感じて頂けたようです。

最後に、シャンパーニュ方式で作られるスペインのスパークリング
ワイン「カヴァ」
をお出ししました。こちらは珍しくラベントス・
イ・ブランのロゼのヴィンテージが手に入ったのでお出ししました。

スペイン特有の黒ブドウ「モナストレル」を使ってロゼの色と風味を
出しているもので、スパイシーかつ軽いタンニンを感じるボディーの
しっかりしたものでした。こちらはツメを使った蛸の桜煮の握りなど
に合わせてフードマッチを楽しんで頂きました。

一口にスパークリングワインと言っても「作り方」、「国」、「ブドウ品種」等
によって様々な種類があります。
シャンパーニュばかりが頭に浮かびがちですが、同じ作り方で様々な
国で伝統ある本格的なものを作っています。

シャンパーニュばかりでなく、他のスパークリングワインもお手に
取って頂ける、そんな機会に今回のワイン会がなれば幸いです。

ちなみに最後に人気投票をしたところ、一番人気は3)のフランチャ
コルタで、二番人気は2)のシャンパーニュでした。

しかし、1)の値段(1,793円)をご紹介したところそのコスト
パフォーマンスの素晴らしさに皆さん驚かれ、すぐに購入に行かれた
お客様もいらしたほどでした。


今年一年は震災や洪水など天変地異が多く起こり、厳しい一年でした
が締めくくりの二週間はお好みのスパークリングワインを傾けながら
温かく明るく過したいものですね。

次回は年明けの1月28日(土)
「ブルゴーニュ(赤)の哲学」と題して行います。皆さまのご参加を心より
お待ちしております。


鮓&ワインおーじ
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テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

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