土曜ランチワイン会(気候の違いを味わいで感じ取ろう)を行いました。

台風が過ぎ去ってからも残暑厳しい毎日が続いておりますが、
いかがお過ごしでしょうか。

さて、9月10日(土)にランチタイムのワイン会「ワインと鮓の『い・ろ・は』」
を行いました。

5回目である今回は「気候の違いを味わいで感じ取ろう」とのテーマで行いました。

食材はその育つ気候や環境で味わいに大きな差が表れます。ワインも同じで、
ブドウの育つ気候によって味わいが全く異なったものになります。
味わいの違いから気候の違いを感じ取って頂くというテーマで今回は4種類の
ワインをご用意しました。

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まず最初に白ワインの代表格の一つであるリースリング種で作ったワインで
味わって頂きました。
一つはオーストリアのクレムスタール地方で作られたワイン、もう一種類は
オーストラリアのイーデンバレー(南オーストラリア州)で作られたワインです。

ブラインドでお客様にお出ししたところ、味わいからイメージされる国が逆
とのご意見が多く聞かれました。酸味が強く、ライムやレモンの風味があり、
リースリング特有のオイリーな香りが強いワインが、オーストラリアのイーデン
バレーで作られたワインとの種明かしに大変驚かれていた様子です。

オーストラリアというと「暑い」というイメージが強いようですが、イーデンバレー
は標高が500m程度あり大変に涼しい気候です。オーストラリアのワインという
イメージは飲み口の良い、果実味がたっぷりしたワインと思われがちですが、
冷涼な地区ではテロワールを生かした本格的なワインが作られていることを
楽しんで頂きました。

リースリングと海老やカニといった食材と大変によく合いますので、
「ハスと海老のはさみ揚げ」を召し上がって頂きながら、味わいの異なる
リースリングとのフードマッチも楽しんで頂きました。

続いて赤ワインはピノ・ノワール種で比較して頂きました。

オーストリアのテルメンレギオン地区で作られたものと、ニュージーランドの
マールボローで作られたものを比較しました。

冷涼な気候で出やすいストロベリーやラズベリーのような赤い果実の風味と
きれいな酸がニュージーランドのワインから感じて頂き、一方のオーストリア
のワインからは若干、黒い果実(ブラックチェリーなど)の風味と熟成感を
感じて頂きました。

オーストリアのテルメンレギオンはブルゴーニュとほぼ同じ気候でピノ・ノワール
の栽培地として大変に注目されています。冷涼ではありますが、テルメンレギオン
では暖かなパノニア気候による影響で、果実が熟して黒い果実の風味が
感じられます。

お客様はオーストリアのスタイリッシュながらブルゴーニュの雰囲気をもった
味わいの違いにかなり驚かれたご様子でした。

ピノ・ノワールとは「旬の鮓盛り合わせ」を合わせて頂き、特にこの日は
最上の鰹を仕入れていたので、鰹とピノの相性を楽しんで頂きました。

同じブドウのワインでも気候によって味や香りがこれほどまでに異なる
ということを感じていただけたかと思います。

次回は10月22日(土)「ワイン新興国の驚くべき実力」
というテーマで行います。
http://nishitani-sushi.com/winelunch.html

美味しいワインを飲みつつ、美味しいお料理を食べながらワインとさらに
親しんで頂こうと思っておりますので、これからもどうぞお気軽にご参加
くださいませ。お待ちしております。


鮓&ワインおーじ
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テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

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