本年にオーストリアからご来店下さったワインの造り手
オーストリアワイン大使の立場で今年一年の当店を振り返ると、
まさに「オーストリアイヤー」と言えるほど、多くの造り手の方に
ご来店頂いた年となりました。
1月にはオーストリアを代表する赤ワイン「モリッツ」の
ローラント・フェリッヒ氏がご来店くださいました。
築地市場もご案内し、日本人が多様な魚貝類を食することに
深く関心を持たれ、ご自身が醸造し始めた白ワインと当店の料理、
江戸前鮓との相性に触れて、自身の白ワインは日本の食にとても
よい相性を見せると確信をされていらっしゃいました。
ちなみに、当店でもモリッツの赤ワイン(ブラウフレンキッシュ)
を常時オンリストし、また、スポットで入荷する白ワイン
(ハウスマルケ)もお出ししています。
https://www.facebook.com/herrenberger/posts/999432436738702
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-656.html

オーストリア大使館商務部で行われたモリッツの試飲会にて
恥ずかしながら小生もインタビューにお応えして、動画が
アップされております。
https://www.facebook.com/austriainJP/videos/614418415324949/?fref=nf
そして、2月にはドナウ川沿いの銘醸地カンプタールで世界有数
の白ワインを醸造する「ヒルッシュ」のヨハネス・ヒルッシュ氏、
同じくドナウ川沿いの銘醸地であるクレムスタールの若手で
テロワールを活かした繊細なワイン「マラート」のミヒャエル・
マラート氏をお迎えして、メーカーズ・ディナーを行いました。
同僚のオーストリアワイン大使である岩井大使と共に、
お二人のワインに合せて当店の会席料理と江戸前鮓を一点づつ
マリアージュしてご提供し、醸造家のお二人からワインの解説を
して頂くという会を模様しました。
世界各国を回っていても1点1点を考えながらマリアージュを
してくれる会はほとんどなく、これほど上手く合った会に本当に
感動したとヒルッシュさんにお言葉を頂きました。
ヒルッシュさんがお感じになった通り、当店でも彼の白ワイン
(グリューナー・ヴェルトリーナー)は人気の高いワインです。

また、鮓が大好きなマラートさんは、自分のワインが和食に合う
ものだと思って作ってきたが、銀座でこのような会を行うまでは
少し不安だったが、一口合わせてみて、自分のやってきたことが
本当に正しかったと確信したと仰っていました。
当店で常にお出ししているマラートさんの赤ワイン(ツヴァイゲルト)
とツメを塗った煮穴子の握りなどは絶妙な相性を見せています。
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-656.html
3月は食と飲料の大展示会である「Foodex」に合わせて来店された、
カイザー醸造所のクート・カイザー氏がご来店下さいました。
Foodexに参加していたオーストリアワイン大使の皆様と一緒に
ご来店下さり、オーストリアワインと江戸前鮓との相性を楽しまれ、
感動されていました。翌日のFoodexでは、ぜひ、オーストリアワイン
と江戸前鮓の相性を当店で試すべきだと、他の醸造家の方々に
お話し下さっていました。また、その様子がオーストリアの
地元の新聞に取り上げられました。
https://www.facebook.com/weingut.kaiser/posts/10203472737314588
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10203515100213634&set=a.1186899708149.2027479.1097984150&type=3&theater

4月はウィーンで伝統のワイン「ゲミシュターサッツ」を再興
させた立役者の「ヴィーニンガー」のフリッツ・ヴィーニンガー氏
が当店にてプロ向けにランチワイン会を行いました。
ゲミシュターサッツ(混植混醸)ワインはウィーンの各畑の個性を
色濃く反映する最適なワインであることを詳しく語って下さいました。
和食が大好きで、当店の会席料理と江戸前鮓にヴィーニンガーの
各種のゲミシュターサッツ、そして、ピノ・ノワールは素晴らしい
相性を見せており、ヴィーニンガーさんも大変に感動されていました。
現在、当店でお出ししているヴィーニンガーさんのゲミシュターサッツ
ビザンベルクは柔らかな味わいで、ゆっくりと時間をかけながら
当店の料理と合せて頂きたいワインです。
https://www.facebook.com/herrenberger/posts/1064867973528481

6月はオーストリアの世界遺産で、白ワインの銘醸地である
ヴァッハウ渓谷を代表するワイナリー「ニコライホーフ」の
ニコライホーフ・サース夫人がご来店くださいました。
ヴァッハウの白ワインは世界のトップレベルであり、
その一角をなすニコライホーフは今世界的に注目されている
ビオディナミの先駆者であり、ヴァッハウのテロワールを最大限
に表現するワイン造りをしています。一言で表すと、とても
柔らかで、繊細な食事である和食に寄り添い、うま味を引立てる
ワインです。ご来店頂いたサース夫人も当店の料理とご自分の
ワインの相性の良さを実感くださいました。
特に日本に入り始めたリースリングは柔らかで、当店でも
出汁の味わいを堪能できる季節の野菜の炊合せなどと絶妙
の相性を見せており、人気です。
https://www.facebook.com/GINZASOUSEKI/posts/907567575972424

そして、9月はシュロス・ゴベルスブルクの当主である
ミヒャエル・モースブルッカー氏がご来店くださいました。
ミヒャエルことミッヒは来日の度に当店にご来店下さり、
今回は2度目のメーカーズディナーとなりました。
各畑のテロワールを表現するコンセプト、そして、
温故知新と言うべきか、かつての修道士のワインの
造り方を紐解いて、現代に蘇らせるなど、彼のワイン
に対する考え方に深く触れました。彼のワインは
その人柄や姿勢を表現していて、食材や料理の味わいを
引き立て、決して邪魔すること無く、今回も素晴らしい
調和を見せてくれました。
かつての修道士の造り方を紐解いた、リースリング
トラディツィオンは私も惚れ込み、当店でお出ししており
ますが、江戸前の真骨頂である、光物の〆物と抜群の
相性で、本当に唸る美味しさです。
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-728.html

本年は月ごとに7人もの造り手が来店して下さり、江戸前鮓と
オーストリアワインをご提供し続ける当店としても、また、
オーストリアワイン大使としてもとても興奮する1年でした。
来年もまた、江戸前鮓とオーストリアワインの相性を皆様に
お届けできる一年となるよう、努めてまいります。
鮓&ワインおーじ
まさに「オーストリアイヤー」と言えるほど、多くの造り手の方に
ご来店頂いた年となりました。
1月にはオーストリアを代表する赤ワイン「モリッツ」の
ローラント・フェリッヒ氏がご来店くださいました。
築地市場もご案内し、日本人が多様な魚貝類を食することに
深く関心を持たれ、ご自身が醸造し始めた白ワインと当店の料理、
江戸前鮓との相性に触れて、自身の白ワインは日本の食にとても
よい相性を見せると確信をされていらっしゃいました。
ちなみに、当店でもモリッツの赤ワイン(ブラウフレンキッシュ)
を常時オンリストし、また、スポットで入荷する白ワイン
(ハウスマルケ)もお出ししています。
https://www.facebook.com/herrenberger/posts/999432436738702
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-656.html

オーストリア大使館商務部で行われたモリッツの試飲会にて
恥ずかしながら小生もインタビューにお応えして、動画が
アップされております。
https://www.facebook.com/austriainJP/videos/614418415324949/?fref=nf
そして、2月にはドナウ川沿いの銘醸地カンプタールで世界有数
の白ワインを醸造する「ヒルッシュ」のヨハネス・ヒルッシュ氏、
同じくドナウ川沿いの銘醸地であるクレムスタールの若手で
テロワールを活かした繊細なワイン「マラート」のミヒャエル・
マラート氏をお迎えして、メーカーズ・ディナーを行いました。
同僚のオーストリアワイン大使である岩井大使と共に、
お二人のワインに合せて当店の会席料理と江戸前鮓を一点づつ
マリアージュしてご提供し、醸造家のお二人からワインの解説を
して頂くという会を模様しました。
世界各国を回っていても1点1点を考えながらマリアージュを
してくれる会はほとんどなく、これほど上手く合った会に本当に
感動したとヒルッシュさんにお言葉を頂きました。
ヒルッシュさんがお感じになった通り、当店でも彼の白ワイン
(グリューナー・ヴェルトリーナー)は人気の高いワインです。

また、鮓が大好きなマラートさんは、自分のワインが和食に合う
ものだと思って作ってきたが、銀座でこのような会を行うまでは
少し不安だったが、一口合わせてみて、自分のやってきたことが
本当に正しかったと確信したと仰っていました。
当店で常にお出ししているマラートさんの赤ワイン(ツヴァイゲルト)
とツメを塗った煮穴子の握りなどは絶妙な相性を見せています。
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-656.html
3月は食と飲料の大展示会である「Foodex」に合わせて来店された、
カイザー醸造所のクート・カイザー氏がご来店下さいました。
Foodexに参加していたオーストリアワイン大使の皆様と一緒に
ご来店下さり、オーストリアワインと江戸前鮓との相性を楽しまれ、
感動されていました。翌日のFoodexでは、ぜひ、オーストリアワイン
と江戸前鮓の相性を当店で試すべきだと、他の醸造家の方々に
お話し下さっていました。また、その様子がオーストリアの
地元の新聞に取り上げられました。
https://www.facebook.com/weingut.kaiser/posts/10203472737314588
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10203515100213634&set=a.1186899708149.2027479.1097984150&type=3&theater

4月はウィーンで伝統のワイン「ゲミシュターサッツ」を再興
させた立役者の「ヴィーニンガー」のフリッツ・ヴィーニンガー氏
が当店にてプロ向けにランチワイン会を行いました。
ゲミシュターサッツ(混植混醸)ワインはウィーンの各畑の個性を
色濃く反映する最適なワインであることを詳しく語って下さいました。
和食が大好きで、当店の会席料理と江戸前鮓にヴィーニンガーの
各種のゲミシュターサッツ、そして、ピノ・ノワールは素晴らしい
相性を見せており、ヴィーニンガーさんも大変に感動されていました。
現在、当店でお出ししているヴィーニンガーさんのゲミシュターサッツ
ビザンベルクは柔らかな味わいで、ゆっくりと時間をかけながら
当店の料理と合せて頂きたいワインです。
https://www.facebook.com/herrenberger/posts/1064867973528481

6月はオーストリアの世界遺産で、白ワインの銘醸地である
ヴァッハウ渓谷を代表するワイナリー「ニコライホーフ」の
ニコライホーフ・サース夫人がご来店くださいました。
ヴァッハウの白ワインは世界のトップレベルであり、
その一角をなすニコライホーフは今世界的に注目されている
ビオディナミの先駆者であり、ヴァッハウのテロワールを最大限
に表現するワイン造りをしています。一言で表すと、とても
柔らかで、繊細な食事である和食に寄り添い、うま味を引立てる
ワインです。ご来店頂いたサース夫人も当店の料理とご自分の
ワインの相性の良さを実感くださいました。
特に日本に入り始めたリースリングは柔らかで、当店でも
出汁の味わいを堪能できる季節の野菜の炊合せなどと絶妙
の相性を見せており、人気です。
https://www.facebook.com/GINZASOUSEKI/posts/907567575972424

そして、9月はシュロス・ゴベルスブルクの当主である
ミヒャエル・モースブルッカー氏がご来店くださいました。
ミヒャエルことミッヒは来日の度に当店にご来店下さり、
今回は2度目のメーカーズディナーとなりました。
各畑のテロワールを表現するコンセプト、そして、
温故知新と言うべきか、かつての修道士のワインの
造り方を紐解いて、現代に蘇らせるなど、彼のワイン
に対する考え方に深く触れました。彼のワインは
その人柄や姿勢を表現していて、食材や料理の味わいを
引き立て、決して邪魔すること無く、今回も素晴らしい
調和を見せてくれました。
かつての修道士の造り方を紐解いた、リースリング
トラディツィオンは私も惚れ込み、当店でお出ししており
ますが、江戸前の真骨頂である、光物の〆物と抜群の
相性で、本当に唸る美味しさです。
http://ginzasoseki.blog122.fc2.com/blog-entry-728.html

本年は月ごとに7人もの造り手が来店して下さり、江戸前鮓と
オーストリアワインをご提供し続ける当店としても、また、
オーストリアワイン大使としてもとても興奮する1年でした。
来年もまた、江戸前鮓とオーストリアワインの相性を皆様に
お届けできる一年となるよう、努めてまいります。
鮓&ワインおーじ
2016年の土曜ランチワイン会のスケジュール
来年(2016年)の土曜ランチワイン会のスケジュール
が決定いたしましたので、ご案内させて頂きます。
来年も旬の食材に合わせ、また、気候や季節のイベントを勘案しながら
楽しんで頂けるテーマで行う予定です。
また、講師も私だけでなく、それぞれに詳しい方もお呼びする予定です。
1月16日(土)
ポルトガルの赤ワイン(会席料理、江戸前鮓とのマリアージュを試みます)
2月20日(土)
リースリングを飲み比べる
3月26日(土)
オーストリア/アルザスの共通性と違い
4月23日(土)
5月21日(土)
6月25日(土)
7月23日(土)
8月20日(土)
9月24日(土)
10月22日(土)
11月19日(土)
12月17日(土)
注1)4月以降はテーマ検討中。
注2)先々の日程でやむを得ない事情により変更させて頂く
場合があるかもしれませんが、その場合は出来るだけ
早めにご連絡を差し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
鮓&ワインおーじ
が決定いたしましたので、ご案内させて頂きます。
来年も旬の食材に合わせ、また、気候や季節のイベントを勘案しながら
楽しんで頂けるテーマで行う予定です。
また、講師も私だけでなく、それぞれに詳しい方もお呼びする予定です。
1月16日(土)
ポルトガルの赤ワイン(会席料理、江戸前鮓とのマリアージュを試みます)
2月20日(土)
リースリングを飲み比べる
3月26日(土)
オーストリア/アルザスの共通性と違い
4月23日(土)
5月21日(土)
6月25日(土)
7月23日(土)
8月20日(土)
9月24日(土)
10月22日(土)
11月19日(土)
12月17日(土)
注1)4月以降はテーマ検討中。
注2)先々の日程でやむを得ない事情により変更させて頂く
場合があるかもしれませんが、その場合は出来るだけ
早めにご連絡を差し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
鮓&ワインおーじ
師走の銀座は門松の森
25日までのクリスマスツリーが26日からは門松に衣装替えする週末を過ぎ、
いよいよ余日なく、本年も残り4日を残すのみとなりました。
銀座壮石は年末30日まで通常営業、31日は年越し鮓のお渡しだけとなります。
本年も格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
来年も店長の紅林をはじめ、更なる味と技術を追及し、ますますのサービス向上を図るよう、誠心誠意努力する所存でございます。
より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

ともかくも あなたまかせの 年の暮 小林 一茶
本日28日が仕事納めとなられる方も多いかと存じます。
新たな一年が素晴らしい日々となりますよう、祈念申し上げます。
(まーぼー)
いよいよ余日なく、本年も残り4日を残すのみとなりました。
銀座壮石は年末30日まで通常営業、31日は年越し鮓のお渡しだけとなります。
本年も格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
来年も店長の紅林をはじめ、更なる味と技術を追及し、ますますのサービス向上を図るよう、誠心誠意努力する所存でございます。
より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

ともかくも あなたまかせの 年の暮 小林 一茶
本日28日が仕事納めとなられる方も多いかと存じます。
新たな一年が素晴らしい日々となりますよう、祈念申し上げます。
(まーぼー)