土曜ランチでワイン会 ~ワインと鮓の「い・ろ・は」~(1月28日)を行いました。
本年初めての土曜ランチワイン会を先週の土曜日(28日)に行いました。
ありがたいことに多くのお客様にご参加頂き、盛況のワイン会となりました。
今回のテーマは「ブルゴーニュ(赤)の哲学」です。
http://nishitani-sushi.com/winelunch.html

ブルゴーニュは12世紀に厳格なキリスト教シトー派の修道士達が畑を検地し、
細かく畑の等級を決め、今もその等級が引き継がれています。
畑によって味わいが異なることを感じていただきました。
今回は繊細な味わいで和食との相性も良い、シャンボール・ミュジニー村の
2008年のワインを取り上げました。
・AOCブルゴーニュ
・AOCシャンボール・ミュジニー
・AOCシャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ
の3種類の飲み比べでブルゴーニュの表現する「テロワール」の哲学を舌で感じて
頂きながら解説をさせていただきました。
ブルゴーニュ(地域)
>シャンボール・ミュジニー(村)
>シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ(単一畑)
と対象になるブドウの栽培面積が小さくなっていくことで、それぞれの栽培地の
「土壌、気候、天候、地形」がより明確になり、ワインとしてもよりその特徴を
表現しようと作られていきます。
これこそがブルゴーニュが大切とするテロワール主義です。
自然に抗わず、自然の示した通りの状態をワインで表現するという考えです。
AOCシャンボール・ミュジニー(村)とプルミエ・クリュ(単一畑)では抜栓後の
味わいの違いは非常に微妙でしたが、グラスに注いで時間が経つにつれ味わい
の複雑さがプルミエ・クリュには生まれてくる様子を感じ取って頂けたようで、
「ブルゴーニュの哲学 = テロワール主義」を楽しんで頂けたご様子でした。
「聖護院鏑の炊き合わせと鴨の治部煮」といった当店の料理に合わせていただき、
また、鮓では本マグロのトロや赤身、さらには氷見の寒ブリ、江戸前の穴子に
合わせて楽しんで頂きました。
来月は2月25日(土)に「クラシカルな味 VS 新潮流の味」というテーマで
全く同じブドウを使った、オーストリアの白ワイン(2種)、スペインの赤ワイン(2種)
を取り上げて、昔から作られる伝統的な味わいと、最近流行の味わいを比較して
その背景を探ろうと思います。
来月も皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
鮓&ワインおーじ
ありがたいことに多くのお客様にご参加頂き、盛況のワイン会となりました。
今回のテーマは「ブルゴーニュ(赤)の哲学」です。
http://nishitani-sushi.com/winelunch.html

ブルゴーニュは12世紀に厳格なキリスト教シトー派の修道士達が畑を検地し、
細かく畑の等級を決め、今もその等級が引き継がれています。
畑によって味わいが異なることを感じていただきました。
今回は繊細な味わいで和食との相性も良い、シャンボール・ミュジニー村の
2008年のワインを取り上げました。
・AOCブルゴーニュ
・AOCシャンボール・ミュジニー
・AOCシャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ
の3種類の飲み比べでブルゴーニュの表現する「テロワール」の哲学を舌で感じて
頂きながら解説をさせていただきました。
ブルゴーニュ(地域)
>シャンボール・ミュジニー(村)
>シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ(単一畑)
と対象になるブドウの栽培面積が小さくなっていくことで、それぞれの栽培地の
「土壌、気候、天候、地形」がより明確になり、ワインとしてもよりその特徴を
表現しようと作られていきます。
これこそがブルゴーニュが大切とするテロワール主義です。
自然に抗わず、自然の示した通りの状態をワインで表現するという考えです。
AOCシャンボール・ミュジニー(村)とプルミエ・クリュ(単一畑)では抜栓後の
味わいの違いは非常に微妙でしたが、グラスに注いで時間が経つにつれ味わい
の複雑さがプルミエ・クリュには生まれてくる様子を感じ取って頂けたようで、
「ブルゴーニュの哲学 = テロワール主義」を楽しんで頂けたご様子でした。
「聖護院鏑の炊き合わせと鴨の治部煮」といった当店の料理に合わせていただき、
また、鮓では本マグロのトロや赤身、さらには氷見の寒ブリ、江戸前の穴子に
合わせて楽しんで頂きました。
来月は2月25日(土)に「クラシカルな味 VS 新潮流の味」というテーマで
全く同じブドウを使った、オーストリアの白ワイン(2種)、スペインの赤ワイン(2種)
を取り上げて、昔から作られる伝統的な味わいと、最近流行の味わいを比較して
その背景を探ろうと思います。
来月も皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
鮓&ワインおーじ
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土曜ランチワイン会:ワインと鮓の「い・ろ・は」 (2月のおしらせ)
毎月ご好評の土曜ランチワイン会の2月のご案内です!
土曜ランチワイン会:ワインと鮓の「い・ろ・は」
http://nishitani-sushi.com/winelunch.html
ワインの違いを毎回異なるコンセプトで飲み比べて、感じて頂ける楽しい会
をご用意しました。土曜日のお昼に旬の料理、寿司にワインを傾けながら、
ワインの魅力を共に気軽に楽しみましょう!
ワイン初心者の方もお気軽にご参加くださいませ。
2月25日(土):クラシカルな味 vs. 新潮流の味
一世を風靡した味わいと、流行の味わいの対決! あなたはどっち派?
オーストリアの白と、スペインの赤を用いて、全く同じブドウで、
伝統的な製法のワインと最近流行の味わいのワインを飲み比べます。
内容 グラスワイン(3~4種)、旬の料理、旬の握り鮓、茶碗蒸し、椀物
時間 12:00~14:00
会費 5,000円
人数 10名様限定 <事前予約制とさせて頂きます>
・ ワインとお食事を楽しんでいただきながら、解説させていただき、質問にお応えします。
<お申し込み>
03-6228-4659(電話)
info@nishitani-sushi.com(メール)まで
ワイン解説: 岡田 壮右 (当店ワイン担当)
WSET (The Wine & Spirit Education Trust(英))認定
International Higher Certification
「鮓、和食とワインの最高のマリアージュ」を感じて頂く、ワインリスト作りや
ワインイベントを担当。築地の老舗寿司店 「寿司岩」の創業者が祖父。
皆さまのご参加をお待ちしております。
鮓&ワインおーじ
土曜ランチワイン会:ワインと鮓の「い・ろ・は」
http://nishitani-sushi.com/winelunch.html
ワインの違いを毎回異なるコンセプトで飲み比べて、感じて頂ける楽しい会
をご用意しました。土曜日のお昼に旬の料理、寿司にワインを傾けながら、
ワインの魅力を共に気軽に楽しみましょう!
ワイン初心者の方もお気軽にご参加くださいませ。
2月25日(土):クラシカルな味 vs. 新潮流の味
一世を風靡した味わいと、流行の味わいの対決! あなたはどっち派?
オーストリアの白と、スペインの赤を用いて、全く同じブドウで、
伝統的な製法のワインと最近流行の味わいのワインを飲み比べます。
内容 グラスワイン(3~4種)、旬の料理、旬の握り鮓、茶碗蒸し、椀物
時間 12:00~14:00
会費 5,000円
人数 10名様限定 <事前予約制とさせて頂きます>
・ ワインとお食事を楽しんでいただきながら、解説させていただき、質問にお応えします。
<お申し込み>
03-6228-4659(電話)
info@nishitani-sushi.com(メール)まで
ワイン解説: 岡田 壮右 (当店ワイン担当)
WSET (The Wine & Spirit Education Trust(英))認定
International Higher Certification
「鮓、和食とワインの最高のマリアージュ」を感じて頂く、ワインリスト作りや
ワインイベントを担当。築地の老舗寿司店 「寿司岩」の創業者が祖父。
皆さまのご参加をお待ちしております。
鮓&ワインおーじ
旬の野菜と鮓を楽しむ会 冬野菜で温まろう(1/21:レポート)
朝から小雪の舞う土曜日ですが、そんな寒さを吹っ飛ばす野菜会。
いつも参加頂いている方、そして初めて壮石にご来店頂いた方、
皆さますぐに距離が縮まるくらいの熱気溢れる時間となりました。
今回のテーマは「正月」
普段お店で正月料理を食べる事は少ないと思いますので、
思い切ったコースにチャレンジしてみました。
試行錯誤したかいあって、大変好評でした(^^)
では早速、お料理の紹介です。

<前菜>
黒豆みつ煮 チョロギ添え
むかご松葉刺し
子持ち昆布
紅白なます
三色玉子
唐すみ大根
そら豆の塩茹
くわい素揚げ
「長老喜」「千代老木」と漢字で書くチョロギは、あまりお目にかからない食材。
紅白の水引に見立てられるなます、必ず芽が出る事から縁起ものとされる慈姑。
おせち等に使われる目出たい食材、料理を集めてみました。
見ているだけでも幸せを運んできてくれそうです。

冬の定番、ブリ大根。
ブリカマを使って煮立てた贅沢な一品。
ブリの脂と大根のさわやかさが相性抜群!

金目鯛のかぶら蒸し
寒い時期にカブの白さを雪に見立てて食すという、粋な料理。
見た目は涼し気ですが、口に入れるとふんわりと幸せな温かさが広がります。
かぶの上品な甘みがまた美味。

海老芋揚げ出し 鶏そぼろあんかけ
京都の伝統野菜、海老芋。
程よい粘り気と引き締まった風味がアンに合います。

握り鮓
トロ、ブリ、アジ、イカ、玉子
北海道や鹿児島など、時期と産地にこだわりました。
ボリュームのあるコースでしたが、皆さま最後の鮓まで召し上がって頂きました。
次回は3/31(土)に春の食材で開催予定です。
旬の野菜と鮓で春の訪れを先取りしましょう!
(野菜ソムリエ MARO)
いつも参加頂いている方、そして初めて壮石にご来店頂いた方、
皆さますぐに距離が縮まるくらいの熱気溢れる時間となりました。
今回のテーマは「正月」
普段お店で正月料理を食べる事は少ないと思いますので、
思い切ったコースにチャレンジしてみました。
試行錯誤したかいあって、大変好評でした(^^)
では早速、お料理の紹介です。

<前菜>
黒豆みつ煮 チョロギ添え
むかご松葉刺し
子持ち昆布
紅白なます
三色玉子
唐すみ大根
そら豆の塩茹
くわい素揚げ
「長老喜」「千代老木」と漢字で書くチョロギは、あまりお目にかからない食材。
紅白の水引に見立てられるなます、必ず芽が出る事から縁起ものとされる慈姑。
おせち等に使われる目出たい食材、料理を集めてみました。
見ているだけでも幸せを運んできてくれそうです。

冬の定番、ブリ大根。
ブリカマを使って煮立てた贅沢な一品。
ブリの脂と大根のさわやかさが相性抜群!

金目鯛のかぶら蒸し
寒い時期にカブの白さを雪に見立てて食すという、粋な料理。
見た目は涼し気ですが、口に入れるとふんわりと幸せな温かさが広がります。
かぶの上品な甘みがまた美味。

海老芋揚げ出し 鶏そぼろあんかけ
京都の伝統野菜、海老芋。
程よい粘り気と引き締まった風味がアンに合います。

握り鮓
トロ、ブリ、アジ、イカ、玉子
北海道や鹿児島など、時期と産地にこだわりました。
ボリュームのあるコースでしたが、皆さま最後の鮓まで召し上がって頂きました。
次回は3/31(土)に春の食材で開催予定です。
旬の野菜と鮓で春の訪れを先取りしましょう!
(野菜ソムリエ MARO)
3月にオーストリアワインのワイン会
壮石ではオーストリアワインを特にオススメしております。
私こと鮓&ワインおーじがオーストリアワインが好きで、鮓と会席料理に
合うということからお出ししているのですが、ワインの師匠のお一人から
オーストリアワインの美味しさを教えて頂いたことが発端です。
そんな私の師匠である「岩城ゆかり先生」が3月12日(月)に
オーストリアより一時帰国され、壮石で恒例のワイン会を行う運びとなりました。
ワイン会の詳細は現在鋭意検討中です!
決まりましたらまたご案内を差し上げたく存じます。
ワイン会好きのお客様におかれましてはお楽しみにお待ちいただければと存じます。
岩城先生のブログ
http://true2wine.blogspot.com/
鮓&ワインおーじ
私こと鮓&ワインおーじがオーストリアワインが好きで、鮓と会席料理に
合うということからお出ししているのですが、ワインの師匠のお一人から
オーストリアワインの美味しさを教えて頂いたことが発端です。
そんな私の師匠である「岩城ゆかり先生」が3月12日(月)に
オーストリアより一時帰国され、壮石で恒例のワイン会を行う運びとなりました。
ワイン会の詳細は現在鋭意検討中です!
決まりましたらまたご案内を差し上げたく存じます。
ワイン会好きのお客様におかれましてはお楽しみにお待ちいただければと存じます。
岩城先生のブログ
http://true2wine.blogspot.com/
鮓&ワインおーじ
春子と白ワイン
毎日冷え込みが厳しいですが、春を呼ぶネタが市場に出てまいりました。
鯛の稚魚である「春子(かすご)」です。

・左手前の刺身が「春子」、奥が「中トロ」、右手前が「ほっき」と「みる貝」です。
春子は真鯛の子供で小鯛よりもさらに小さく10cm程度の大きさです。
江戸前きっての伝統的なネタで、酢で〆ております。
身は柔らかく、皮のしこしことした感覚のマッチが春子の特色です。
味わいは酢の酸味の後に身の甘みが口に広がります。
刺身はもちろんですが、江戸前鮓のネタとして壮石では握りでも
ご提供しております。
春子を食べると春もしばらくするとやってくると毎年感じます。
春子のような清涼な味わいの白身には、オーストリアのリースリングや
グリューナー・ヴェルトリーナーといったミネラル豊富で繊細な白ワイン
とぜひお召し上がり下さいませ。
寒さが厳しいですが、春子を食べながら春の訪れを待ちましょう。
鮓&ワインおーじ
鯛の稚魚である「春子(かすご)」です。

・左手前の刺身が「春子」、奥が「中トロ」、右手前が「ほっき」と「みる貝」です。
春子は真鯛の子供で小鯛よりもさらに小さく10cm程度の大きさです。
江戸前きっての伝統的なネタで、酢で〆ております。
身は柔らかく、皮のしこしことした感覚のマッチが春子の特色です。
味わいは酢の酸味の後に身の甘みが口に広がります。
刺身はもちろんですが、江戸前鮓のネタとして壮石では握りでも
ご提供しております。
春子を食べると春もしばらくするとやってくると毎年感じます。
春子のような清涼な味わいの白身には、オーストリアのリースリングや
グリューナー・ヴェルトリーナーといったミネラル豊富で繊細な白ワイン
とぜひお召し上がり下さいませ。
寒さが厳しいですが、春子を食べながら春の訪れを待ちましょう。
鮓&ワインおーじ