いわての学び希望基金に寄付しました
3月11日に未曾有の大震災が発生しましたが、その後、当店でも出来ることをと考え、
岩手県のワインをご提供し、その売上の一部を寄付する取り組みをスタートしました。
岩手県の「エーデルワイン」さんより仕入れている
五月長根葡萄園 2009年 <ハーフボトル>

を対象とさせて頂いています。
白い花のやシトラスの香りがする繊細なワインで和食に大変相性の良いワインです。
一本ごとに500円を寄付させて頂き、今年の9月一杯までで24本を売上、
12、000円となりましたのでこちらを「いわての学び希望基金」に寄付
させて頂きました。
「いわての学び希望基金」は今回の震災で親御さんをなくされたお子さんが
社会人として独り立ちするまでに支援する基金です。
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=33420
寄付させて頂きましたところ、岩手県よりお手紙を頂きました。

岩手県を含めた東北には鮓ネタでも大変お世話になっていた地域です。
復興が進みますよう心よりお祈りすると共に、微力ですが寄付を引き続き
行っていきたいと存じます。
当店一同、お客様にご協力いただきましたこと心よりお礼申し上げます。
鮓&ワインおーじ
岩手県のワインをご提供し、その売上の一部を寄付する取り組みをスタートしました。
岩手県の「エーデルワイン」さんより仕入れている
五月長根葡萄園 2009年 <ハーフボトル>

を対象とさせて頂いています。
白い花のやシトラスの香りがする繊細なワインで和食に大変相性の良いワインです。
一本ごとに500円を寄付させて頂き、今年の9月一杯までで24本を売上、
12、000円となりましたのでこちらを「いわての学び希望基金」に寄付
させて頂きました。
「いわての学び希望基金」は今回の震災で親御さんをなくされたお子さんが
社会人として独り立ちするまでに支援する基金です。
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=33420
寄付させて頂きましたところ、岩手県よりお手紙を頂きました。

岩手県を含めた東北には鮓ネタでも大変お世話になっていた地域です。
復興が進みますよう心よりお祈りすると共に、微力ですが寄付を引き続き
行っていきたいと存じます。
当店一同、お客様にご協力いただきましたこと心よりお礼申し上げます。
鮓&ワインおーじ
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玉子焼きの職人技
すし屋の玉子ってどう作っているんだろうか?と思われたことはありませんか。
硬くならずふっくらと、そして厚焼きで火の通り具合も絶妙、これがすし屋の玉子焼きです。
家庭では作るのが難しいこの玉子焼きは職人の技が結集しています。
壮石ではどのように作っているか、小熊さんの焼きの技をご紹介したい
と思います。
余計な説明は抜きで、焼きの写真をお見せします。







青木料理長が厳しくも優しい眼差しで見つめます。


あの厚くてふっくらした玉子焼きは、玉子汁を少量づつ注いで軽く焼きつつ
裏返しては重ねていくということを何度も何度も行うのです。
中にコゲや焼きすぎを入れてしまっては全てがダメになってしまうので、
中心の火の通り具合を計算しながら絶妙な具合で焼いては重ねるという
一瞬の勝負をしつづける、まさに職人芸です!
これを体得するには結構な修行が必要です。家庭では出来ない技と味です。
そうして完成したのが皆さんがいつも召し上がるこちらです!!

小熊さんも満足の表情です!!
ぜひ、壮石の玉子焼きを召し上がる際は、こんな職人芸を思い出して
頂ければ幸いです。
鮓&ワインおーじ
硬くならずふっくらと、そして厚焼きで火の通り具合も絶妙、これがすし屋の玉子焼きです。
家庭では作るのが難しいこの玉子焼きは職人の技が結集しています。
壮石ではどのように作っているか、小熊さんの焼きの技をご紹介したい
と思います。
余計な説明は抜きで、焼きの写真をお見せします。







青木料理長が厳しくも優しい眼差しで見つめます。


あの厚くてふっくらした玉子焼きは、玉子汁を少量づつ注いで軽く焼きつつ
裏返しては重ねていくということを何度も何度も行うのです。
中にコゲや焼きすぎを入れてしまっては全てがダメになってしまうので、
中心の火の通り具合を計算しながら絶妙な具合で焼いては重ねるという
一瞬の勝負をしつづける、まさに職人芸です!
これを体得するには結構な修行が必要です。家庭では出来ない技と味です。
そうして完成したのが皆さんがいつも召し上がるこちらです!!

小熊さんも満足の表情です!!
ぜひ、壮石の玉子焼きを召し上がる際は、こんな職人芸を思い出して
頂ければ幸いです。
鮓&ワインおーじ
イグノーベル賞とワサビ
今年もイグノーベル賞に日本人受賞者が出ました。
テーマは「わさび警報機」。
火事の際に寝ている人を起こすことができる
わさびのにおいの理想的な濃度を研究し、
わさび警報装置を開発した研究チームに贈られました。
ワサビといえば、鮓に欠かせないものです。
ネタとシャリを引き立てる重要な役割を担います。
イグノーベル賞の授与条件は
「人々を笑わせ、そして考えさせる」 との事。
壮石も
「お客様に笑顔になっていただき、食文化を継承する」
そんな心意気でこれからも頑張っていきたいと思います。
(野菜ソムリエ MARO)
テーマは「わさび警報機」。
火事の際に寝ている人を起こすことができる
わさびのにおいの理想的な濃度を研究し、
わさび警報装置を開発した研究チームに贈られました。
ワサビといえば、鮓に欠かせないものです。
ネタとシャリを引き立てる重要な役割を担います。
イグノーベル賞の授与条件は
「人々を笑わせ、そして考えさせる」 との事。
壮石も
「お客様に笑顔になっていただき、食文化を継承する」
そんな心意気でこれからも頑張っていきたいと思います。
(野菜ソムリエ MARO)
土曜ランチワイン会(ワイン新興国の驚くべき実力)を行いました。
先週の22日(土)に10月の土曜ランチワイン会を行いました。
8月から第2弾のランチワイン会は少しワインを深堀したテーマを取り上げて
ワインの奥深さを知って頂こうと試みてまいりました。
第2弾の最終回となった今回はワイン新興国のワインを味わって頂きました。
ワインというと「フランス」、「イタリア」、「ドイツ」といったヨーロッパの伝統国を
すぐにイメージするかと思いますが、意外な国でも美味しいワインが作られて
います。
アメリカやオーストラリアで美味しいワインが作られていることをご存知の方は
多くいらっしゃるのですが、「アメリカ」=「カリフォルニア」と考えている方が多い
ようです。しかし、最近ではその他の地域が注目されているのです。
今回はアメリカでも「オレゴン」を取り上げました。
また、「オーストラリア」、「日本」の美味しいワインも取り上げました。

・日本 岩手県:エーデルワイン 五月長根葡萄園 2009
・オーストラリア エデンバレー:ヘンシュキ ジュリアス リースリング 2006
・US オレゴン州 ウィラメットバレー:エバーグリーン スプルースグース ピノ・グリ 2007
・US オレゴン州 ウィラメットバレー:ソレナ ピノ・ノワール グランキュヴェ 2008
オレゴンは近年目覚しいワインの銘醸地となっていて、環境保全型のワイン造りを
行って、テロワールの味わいを素直に表現するワインが世界各国で注目されつつ
あります。とくにピノ・ノワールの素晴らしさはフランスのブルゴーニュに引けを
取らないものが出てきています。
今回お出しした「Solena(ソレナ)」もブドウ作りにこだわったワイナリーで生産量
がとても少ないワイナリーです。味わいはピノの特徴である赤いベリー系の風味に、
なめし皮やチョコレート、ペッパーといった複雑な味が出てきて余韻も長く大変に
素晴らしいワインでした。
また、最近オレゴンではピノ・グリの白ワインにも力を入れています。
ピノ・グリはピノ・ノワールが突然変異して黒ブドウが灰色がかった皮に変化した
ぶどうで、力強い白ワインが生まれるのが特徴です。
「Evergreen(エバーグリーン)」のピノ・グリもハチミツや完熟した桃、梨といった
熟した風味が感じられるなど非常に風味が深いワインでした。
オレゴンのワインは初めてというお客様もいらっしゃって、こんなに美味しいワイン
が作られているとは驚かれたご様子でした。
さらに日本の岩手県花巻市にある「エーデルワイン」が作っている限定品の
「五月長根葡萄園(さつきながねぶどうえん)」はお客様の反応がよかったです。
東北でワインを作られていること自体に驚かれていらっしゃいましたが、エレガント
な味わいと喉越しの良さに大変感動されていました。
エーデルワインさんが日本料理に合うようにと腐心して繊細に作られた味わいが
お客様にも評価されていたようです。
そして、個人的に大変オススメのオーストラリアの南オーストラリア州 エデンバレー
にある「Henschke(ヘンシュキ)」のリースリングは9月のワイン会にもお出ししました。
ワイン新興国のワインは「ワインだけを飲んで美味しいワイン作り」というのが
多いのですが、このワインはヨーロッパの伝統国のように食事に合わせる
ワインという味わいで、かつ、テロワールを大切にした哲学もヨーロッパに
通じるものがあります。ラベルを隠して飲んだらヨーロッパのワインと勘違い
すること必須です。
大変に透き通った素晴らしいミネラル感が唯一無二です。
最初は個性が強すぎるというお客様の声が大きかったですが、飲み進めるほどに
その味わいの良さに惹かれたご様子で、あっという間に飲みきりました。
お客様からは、「ワインは高いので失敗したくないという思いがあるので、
買うときにチャレンジはあまりせず、フランスでわかりそうなワインを求めがち
だが、今回のワイン会で新興国にも素晴らしいワインがあると知ることができた。」
といったお声を頂きました。
ワインはラベルだけ(特に英語やフランス語ですし)では味わいがわからない
というネックがあるので、その点をわかって頂き、ワインを楽しむ幅を広げて
いただけるような土曜ランチワイン会を今後も行っていく予定です。
来月(11月)は11月22日(火)の夜にオーストリアより一時帰国される
ワインジャーナリストの岩城ゆかり先生がオーストリアvs伝統国のワイン対決を
当店で行われる予定です。詳細はまたホームページ、ツイッター、Facebook等で
お知らせさせて頂きます。
鮓&ワインおーじ
8月から第2弾のランチワイン会は少しワインを深堀したテーマを取り上げて
ワインの奥深さを知って頂こうと試みてまいりました。
第2弾の最終回となった今回はワイン新興国のワインを味わって頂きました。
ワインというと「フランス」、「イタリア」、「ドイツ」といったヨーロッパの伝統国を
すぐにイメージするかと思いますが、意外な国でも美味しいワインが作られて
います。
アメリカやオーストラリアで美味しいワインが作られていることをご存知の方は
多くいらっしゃるのですが、「アメリカ」=「カリフォルニア」と考えている方が多い
ようです。しかし、最近ではその他の地域が注目されているのです。
今回はアメリカでも「オレゴン」を取り上げました。
また、「オーストラリア」、「日本」の美味しいワインも取り上げました。

・日本 岩手県:エーデルワイン 五月長根葡萄園 2009
・オーストラリア エデンバレー:ヘンシュキ ジュリアス リースリング 2006
・US オレゴン州 ウィラメットバレー:エバーグリーン スプルースグース ピノ・グリ 2007
・US オレゴン州 ウィラメットバレー:ソレナ ピノ・ノワール グランキュヴェ 2008
オレゴンは近年目覚しいワインの銘醸地となっていて、環境保全型のワイン造りを
行って、テロワールの味わいを素直に表現するワインが世界各国で注目されつつ
あります。とくにピノ・ノワールの素晴らしさはフランスのブルゴーニュに引けを
取らないものが出てきています。
今回お出しした「Solena(ソレナ)」もブドウ作りにこだわったワイナリーで生産量
がとても少ないワイナリーです。味わいはピノの特徴である赤いベリー系の風味に、
なめし皮やチョコレート、ペッパーといった複雑な味が出てきて余韻も長く大変に
素晴らしいワインでした。
また、最近オレゴンではピノ・グリの白ワインにも力を入れています。
ピノ・グリはピノ・ノワールが突然変異して黒ブドウが灰色がかった皮に変化した
ぶどうで、力強い白ワインが生まれるのが特徴です。
「Evergreen(エバーグリーン)」のピノ・グリもハチミツや完熟した桃、梨といった
熟した風味が感じられるなど非常に風味が深いワインでした。
オレゴンのワインは初めてというお客様もいらっしゃって、こんなに美味しいワイン
が作られているとは驚かれたご様子でした。
さらに日本の岩手県花巻市にある「エーデルワイン」が作っている限定品の
「五月長根葡萄園(さつきながねぶどうえん)」はお客様の反応がよかったです。
東北でワインを作られていること自体に驚かれていらっしゃいましたが、エレガント
な味わいと喉越しの良さに大変感動されていました。
エーデルワインさんが日本料理に合うようにと腐心して繊細に作られた味わいが
お客様にも評価されていたようです。
そして、個人的に大変オススメのオーストラリアの南オーストラリア州 エデンバレー
にある「Henschke(ヘンシュキ)」のリースリングは9月のワイン会にもお出ししました。
ワイン新興国のワインは「ワインだけを飲んで美味しいワイン作り」というのが
多いのですが、このワインはヨーロッパの伝統国のように食事に合わせる
ワインという味わいで、かつ、テロワールを大切にした哲学もヨーロッパに
通じるものがあります。ラベルを隠して飲んだらヨーロッパのワインと勘違い
すること必須です。
大変に透き通った素晴らしいミネラル感が唯一無二です。
最初は個性が強すぎるというお客様の声が大きかったですが、飲み進めるほどに
その味わいの良さに惹かれたご様子で、あっという間に飲みきりました。
お客様からは、「ワインは高いので失敗したくないという思いがあるので、
買うときにチャレンジはあまりせず、フランスでわかりそうなワインを求めがち
だが、今回のワイン会で新興国にも素晴らしいワインがあると知ることができた。」
といったお声を頂きました。
ワインはラベルだけ(特に英語やフランス語ですし)では味わいがわからない
というネックがあるので、その点をわかって頂き、ワインを楽しむ幅を広げて
いただけるような土曜ランチワイン会を今後も行っていく予定です。
来月(11月)は11月22日(火)の夜にオーストリアより一時帰国される
ワインジャーナリストの岩城ゆかり先生がオーストリアvs伝統国のワイン対決を
当店で行われる予定です。詳細はまたホームページ、ツイッター、Facebook等で
お知らせさせて頂きます。
鮓&ワインおーじ
逸品の串物2種
壮石は鮓と会席料理がメインではありますが、お酒に会う肴も各種用意
いたしております。
店長が今オススメする旬の酒の肴に2種類の串物があります。
・大トロのネギマ串

・蛸の吸盤串

大トロのネギマ串は塩をよくふってじっくりと焼き上げます。
脂の乗った大トロを焼き上げると、香ばしく、外はカリッと
中はふわっといい具合に身に火が入り、マグロの旨味が倍増
します。それにネギの甘みが大変によく合います。
一方、蛸の吸盤串はさっぱりとした味わいの串物です。
塩をふって焼くことで吸盤がコリッとした面白い歯ごたえになり、
蛸の甘みも引き出されます。熱いうちにどんどんと進む逸品です。
どちらも良いマグロと蛸が入ったときにしかお出しできない逸品です。
カウンターをご覧頂き、ある場合はぜひ召し上がって頂きたいお勧め
の酒の肴です。
美味しい酒のお供にぜひどうぞ。
鮓&ワインおーじ
いたしております。
店長が今オススメする旬の酒の肴に2種類の串物があります。
・大トロのネギマ串

・蛸の吸盤串

大トロのネギマ串は塩をよくふってじっくりと焼き上げます。
脂の乗った大トロを焼き上げると、香ばしく、外はカリッと
中はふわっといい具合に身に火が入り、マグロの旨味が倍増
します。それにネギの甘みが大変によく合います。
一方、蛸の吸盤串はさっぱりとした味わいの串物です。
塩をふって焼くことで吸盤がコリッとした面白い歯ごたえになり、
蛸の甘みも引き出されます。熱いうちにどんどんと進む逸品です。
どちらも良いマグロと蛸が入ったときにしかお出しできない逸品です。
カウンターをご覧頂き、ある場合はぜひ召し上がって頂きたいお勧め
の酒の肴です。
美味しい酒のお供にぜひどうぞ。
鮓&ワインおーじ